Fatkun Batch Download Imageの現行名称、インストール方法、画像の一括保存手順、保存できない場合の対処法を解説すると同時に、その代替ツールOctoparseで画像を一括して抽出できる方法も紹介します
Fatkun Batch Download Imageとは、Webページ上の画像を検出し、サイズ・形式・URLなどで絞り込んで一括保存できるChrome拡張機能です。現在はChromeウェブストアで「Image Downloader – Fatkun AI Batch Save」という名称で公開されています。
結論からいえば、開いている1ページや複数タブから画像ファイルをすぐ保存するならFatkunが手軽です。一方、何十ページも自動巡回し、画像URLと商品名・価格を同じ行にまとめたい場合は、画像一括スクレイピングに対応したツールのほうが適しています。
本記事では、Fatkun Batch Download Imageの使い方を現行版に合わせて整理し、画像が表示されない、サムネイルしか取れない、保存が始まらないといった問題の切り分け方まで解説します。 後半では、もしFatkunを使いたがらない場合の代替ツール Octoparse(オクトパース・オクトパス) も詳しく紹介されるので、ぜひ最後までご覧ください。
Fatkun Batch Download Image は、ブラウザで読み込んだ画像を一覧化し、必要なファイルをまとめてダウンロードする拡張機能です。プログラムを書かずに使え、現在のタブだけでなく、開いている複数タブも対象にできます。
Chromeウェブストアの掲載情報 では、幅・高さ・JPG・PNG・WebP・AVIFなどによるフィルタリング、ファイル名の変更、フォルダ分け、画像形式の変換、商品画像の分類などが案内されています。2026年9月14日の確認時点では、約20万ユーザー、評価4.4、335件の評価が表示され、更新日は2026年9月11日でした。数値や機能は更新されるため、導入時にもストアページを確認してください。
旧称で検索しても候補が見つからない場合は、現行名称で検索してください。ストアURLの拡張機能IDが「mojcdcedhidldcgaokbelcmffoaengkj」であること、提供元サイトがfatkun.netであることも確認材料になります。似た名前の拡張機能を取り違えないためです。
ただし、「ページ上で見えている画像を保存できる」ことと、「サイト全体を自動巡回できる」ことは別です。FatkunのAll Tabsは、利用者がすでに開いたタブを横断する機能です。URL一覧を順番に開き、次ページを押し、毎週同じ処理を繰り返すクローラーとは役割が異なります。
基本的なダウンロード機能は無料で利用できます。一方、 Fatkun公式FAQ では、無料版には商品推薦を含む広告表示があり、VIPでは広告非表示、専用の大画像検出ルール、AI機能向けクレジット、優先サポートなどが提供されると説明されています。AI画像処理用のクレジット購入と、通常の画像一括保存は分けて考えましょう。
Chromeウェブストアで現行名称を検索し、提供元と拡張機能IDを確認して「Chromeに追加」を選びます。表示された権限を読み、「拡張機能を追加」をクリックしてください。導入後はChrome右上のパズル型アイコンを開き、Fatkunを固定するとすぐ起動できます。
画像を検出する拡張機能には、閲覧中ページへのアクセスが必要です。しかし、必要な権限があること自体は安全性を保証するものでも、直ちに危険を意味するものでもありません。Google Chromeでは拡張機能ごとにサイトアクセスを「クリック時」「特定のサイト」「すべてのサイト」から管理できます。業務端末では、自社のセキュリティポリシーを優先し、必要なサイトだけに絞る運用を検討してください。
公式サイトにはZIPや補助マネージャーによる導入案内もありますが、OSやブラウザが警告するファイルを安易に許可するのは避けましょう。まずChromeウェブストア版を選び、社内端末でストア外インストールが必要なら管理者の確認を取るのが安全です。
画像を保存したいページをChromeで開きます。複数の商品ページをまとめたい場合は、それぞれ別タブで開いてください。関係のないタブを閉じておくと、All Tabs実行時に不要なロゴや広告が混ざりにくくなります。
ツールバーのFatkunアイコンをクリックし、現在のページだけなら「Download Current Tab」、開いている複数ページなら全タブを対象とする項目を選択します。最初は1ページで結果を確認してから対象を増やすと、不要画像を大量に保存する失敗を防げます。
ページを開いただけでは、画面外の画像がまだ取得されていないことがあります。下までゆっくりスクロールし、「もっと見る」があれば必要な範囲まで開いてからFatkunを実行します。ここを飛ばすと、拡張機能の問題ではなくページ側の遅延読み込みによって件数が不足します。
検出結果が開いたら、サムネイルと寸法を確認します。実務では、いきなり「すべて選択」を押すより、最小幅・最小高さを設定してアイコン、スペーサー、追跡用の小さな画像を外すほうが効率的です。その後、URLや形式で絞り込み、残った画像を目視確認します。
必要な画像を個別選択するか、条件を絞った状態ですべて選択し、ダウンロードを実行します。初回にChromeから複数ファイルのダウンロード許可を求められた場合は、対象サイトを確認して許可します。
ダウンロード前に保存フォルダ、命名ルール、形式変換の設定を確認します。Chromeの「ダウンロード前に各ファイルの保存場所を確認する」が有効だと、大量の確認画面が連続して表示される場合があります。作業前に設定を確認し、終了後に元へ戻す運用がおすすめです。
保存できないときは、拡張機能を入れ直す前に「ページに読み込まれていない」「候補にはあるが除外されている」「Chromeが保存を止めている」のどこで失敗したかを切り分けます。
一覧ページでは通信量を抑えるため縮小画像を表示し、クリック後に原寸画像を読み込むサイトがあります。Fatkunの高解像度判定が対応していれば候補を取得できますが、すべての独自サイト構造に対応するとは限りません。原寸画像を一度開いてから再検出する、画像リンクを確認する、商品詳細ページを対象にするといった順で試します。
新版Fatkunは公式に背景画像の検出機能を案内していますが、Canvas描画、Shadow DOM、独自スクリプト、アクセス制御など表示方式はさまざまです。「背景画像対応」と「どのサイトでも全画像を保証」は同義ではありません。対象画像がブラウザの開発者ツールで確認できるかを見て、取得方式を選び直します。
画像一括ダウンロードは「ファイルを保存する作業」、画像一括スクレイピングは「ページを巡回して画像URLや関連項目を構造化する作業」です。最終的に画像を得る点は似ていますが、設計する単位が異なります。
画像一括抽出という言葉も、画像ファイルを保存する意味と、画像URLを表として取り出す意味の両方で使われます。業務を依頼するときは、「画像そのものが必要か」「URL一覧でよいか」「商品情報と紐付けるか」を先に決めると、ツール選びのずれを防げます。基本的な仕組みは Webスクレイピングの解説 も参考にしてください。
Image Downloaderの使い方完全ガイド|保存できない時の解決策も
Image Downloader – Fatkun AI Batch Saveは、閲覧中の ページから画像をまとめて保存 したい場合に便利です。一方、商品一覧や検索結果など 複数ページを巡回しながら、大量の画像を継続的に取得したい場合 は、ページを一つずつ開いて保存する作業が負担になりやすくなります。
Octoparse なら、ページネーションや商品詳細ページを自動で巡回し、 画像URLだけでなく、商品名・価格・SKU・商品URLなどの関連情報も同時に取得 できます。取得したデータはCSVやExcelなどに整理でき、クラウドで定期実行することも可能です。そのため、ECの商品画像調査、競合商品のモニタリング、大量の商品データベース作成など、 数百〜数千ページを対象に繰り返し収集したい業務 に適しています。
デザイン参考資料を目視で選ぶ人、数個の商品ページから画像だけ保存したい人、ブラウザ内で作業を終えたい人にはFatkunが合理的です。選択結果をその場で確認できるため、単発作業に複雑なタスク設計を持ち込む必要がありません。
ECの商品画像と価格を同じ表にしたい人、次ページを自動でたどりたい人、毎週同じ条件で差分を集めたい人にはOctoparseが向いています。ただし、対象ページごとに抽出ルールの確認が必要です。数枚を保存するだけならFatkunのほうが速く、Octoparseを使うメリットは小さくなります。
画像収集は対象サイトごとにページ構造が違うため、ここでは特定テンプレートを前提にしません。Octoparseのカスタムタスクを使い、Amazonページ上の画像を指定して収集します。最初から全件を動かさず、1ページで画像URLと関連項目の対応を確認してから範囲を広げるのが実務上のポイントです。
Octoparseのホーム画面の検索ボックスに、画像を取得したいページのURLを入力し、「スタート」をクリックします。
ページが読み込まれたら、対象の画像を1つクリックし、表示される操作提案パネルから「類似要素をすべて選択」→「画像ファイル」を選びます。
タスク設定をクリックし、画像を保存したい保存先を設定してください。
画像URLが一覧として表示されたら、右上の「実行」をクリックしてタスクを開始します。
実行が完了したら、Excel・CSV・Google Sheetsなど任意の形式でデータをエクスポートします。その後、ダウンロードした複数の画像を設定した保存先で確認してください。
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ツールで画像を保存できても、複製、公開、加工、広告利用まで自動的に許可されるわけではありません。技術的な取得可否と、権利上の利用可否を分けて判断してください。
特に素材サイト、SNS、ECモールでは、閲覧できる画像でも再配布や商用利用が制限されている場合があります。権利や利用目的が不明な場合は、公開や二次利用を止めて権利者または専門家へ確認してください。
A. 基本的な画像ダウンロード機能は無料で利用できます。広告非表示、一部の高度な検出ルール、AI機能などはVIPやクレジットの対象です。導入時に公式料金・FAQを確認してください。
A. Chromeウェブストアでは日本語を含む12言語への対応が表示されています。画面や機能名はバージョン更新で変わる場合があります。
A. 現在は「Image Downloader – Fatkun AI Batch Save」という名称で掲載されています。名称だけでなく、提供元と拡張機能IDも確認してください。
A. 高解像度画像を検出できるページはありますが、サイトが原寸URLをどう読み込むかによって結果は異なります。縮小画像しか出ない場合は、詳細ページを開く、画像を読み込んでから再実行する、取得候補の寸法を確認する順で切り分けます。
A. はい。全タブを対象とする機能を使えます。ただし、関係のないタブも候補になるため、対象ページだけを残してから実行するほうが整理しやすくなります。
A. 目の前のページから画像ファイルをすぐ保存するならFatkun、複数ページから画像URLと商品情報を構造化し、繰り返し収集するなら Octoparse (オクトパース・オクトパス)が適しています。画像の枚数ではなく、ページ巡回と関連データが必要かで選ぶのがポイントです。
A. はい、Octoparseには、期間制限なく使える無料プラン(10タスクと月間50,000データをエクスポート可能)と、有料プランの機能を14日間体験できる無料トライアルがあります。
いかがでしょうか。この記事では、 Fatkun Batch Download Imageの使い方について詳しく紹介しました 。Fatkun Batch Download Imageは、現在「Image Downloader – Fatkun AI Batch Save」という名称で提供されている画像一括保存用のChrome拡張機能です。現在のタブや開いている複数タブから、必要な画像を見ながら選ぶ作業に向いています。
一方、画像一括抽出の目的が「何十ページも巡回する」「画像と商品情報を同じ表にする」「毎週繰り返す」であれば、画像を一括抽出できるツール Octoparse のカスタムタスクが候補です。FatkunとOctoparseを優劣だけで比較せず、単発のファイル保存か、再利用できるデータ収集かで選んでください。どちらを使う場合も、著作権、利用規約、個人情報、アクセス負荷の確認が前提です。