eSIMとは?仕組み・メリット・デメリットから設定方法までわかりやすく解説|お役立ちコラム|格安スマホ・格安SIM【mineo(マイネオ)】

eSIMとは?仕組み・メリット・デメリットから設定方法までわかりやすく解説|お役立ちコラム|格安スマホ・格安SIM【mineo(マイネオ)】

掲載日:2023年12月15日 更新日:2026年5月21日

eSIM(イーシム)とは「Embedded SIM(組み込み型SIM)」の略称で、スマートフォンやタブレットなどの端末にあらかじめ内蔵されているSIMのことです。

従来のSIMカードは、契約の際に物理的なカードを受け取り、端末に差し込むという手間が必要でした。 しかしeSIMはSIM機能があらかじめ端末に組み込まれていることから、オンライン上で契約情報をダウンロードするだけで通信サービスを利用できます。 申し込みから開通までのすべての手続きをインターネット経由で完結できるため、カードの配送を待つ必要がなく、最短即日から利用開始できる点が大きな特徴です。

2021年には総務省が「 eSIMサービスの促進に関するガイドライン 」を策定し、eSIMの普及を後押ししています。

対応端末も年々増えており、たとえば2025年9月に日本で発売されたApple社のスマートフォン「iPhone17」では、物理SIMカードスロットが廃止され、eSIM専用仕様となりました。 これらの流れを受け、今後、eSIMがスマートフォン利用の標準になっていくと見込まれています。

そもそもSIMとは「Subscriber Identity Module(加入者識別モジュール)」の略称で、スマートフォン利用に必要な契約情報が入った「通信の鍵」のようなものです。 利用者ごとに割り当てられるID番号や電話番号などの重要な情報が記録されており、これがなければ音声通話やデータ通信を利用できません。

SIMカードとeSIMはどちらもSIMの一種ですが、仕組みや利用方法に違いがあります。

それぞれの詳しい特徴について、具体的に確認してみましょう。

SIMカードは、端末に挿入する小さなチップ型のカードです。携帯電話やスマートフォン本体のSIMスロットに物理的に差し込むことで、音声通話やデータ通信などが利用できるようになります。

契約時には、店頭や郵送などによって通信キャリアからSIMカードを受け取らなければなりません。端末を変更する場合は、SIMカードを抜き差しすることにより、別の端末でも同じ回線を使用できます。

従来、SIMといえばこの物理カードタイプが一般的でした。

eSIMは、端末内蔵型のSIMです。専用のアプリやQRコードを使って契約者情報(eSIMプロファイル)をダウンロードすることで、音声通話やデータ通信が利用できるようになります。

物理的なカードの受け渡しが不要なので、オンライン上ですべての手続きが完結します。契約者情報の書き換えもオンラインで行えることから、端末からSIMを取り出すことなく通信キャリアの変更が可能です。 また、複数の契約情報を1台の端末に保存できるため、用途に応じて回線を切り替えることもできます。

eSIMの主なメリットは、以下になります。

それぞれのメリットについて、以下で詳しく解説します。

eSIM最大のメリットは、申し込みから開通までのスピードです。 従来のSIMカードでは、オンラインで申し込みをしても、物理的なカードが郵送されるまで数日から1週間程度待つ必要がありました。

一方、eSIMならオンラインで回線開通手続きが完結します。契約者情報をダウンロードすることで利用を開始できるため、待ち時間はほとんど発生しません。 通信キャリアによっては最短即日、早ければ数十分で音声通話やデータ通信を利用できます。

「今すぐスマートフォンを使いたい」「乗り換えのタイミングを自分で決めたい」という方にとって、このスピード感は大きな魅力です。店舗に行く時間がない場合や、急な出張・旅行の前にすぐ回線を用意したい状況にも最適な選択肢になるでしょう。

物理的なSIMカードと比べて、eSIMは破損や紛失のリスクがほとんどない点も大きなメリットです。 SIMカードは非常に小さく薄いため、取り扱いには注意しなければなりません。通信キャリアや利用端末を変えるとき、また海外で現地SIMを利用するときなどにカードを入れ替える際、不注意で破損してしまったり、紛失してしまったりするケースもあるでしょう。

一方のeSIMは端末内蔵型のため、こうした物理的なトラブルとは無縁です。破損・紛失による再発行手数料が発生する心配もなく、安心して利用できます。

eSIM対応機種の多くは、「デュアルSIM」に対応しています。 デュアルSIMとは、1台の端末で複数の回線を利用できる機能のことで、用途や目的に応じて電話番号や料金プランを使い分けることが可能です。たとえば、1回線目はプライベート用、2回線目は仕事用、といった使い方ができます。

また、デュアルSIMは通信費の節約にも効果的です。「通話はほとんどしないので安いプランで契約し、データ通信は大容量の別プランを追加する」のような組み合わせで、自分に最適な料金プランを構築できます。

さらに、メイン回線のほかにサブ回線があれば、一方で通信障害が発生したときにもう一方の回線を利用でき、万が一のときも安心です。eSIMなら物理的なSIMカードの差し替えが不要なため、より手軽に複数回線を運用できるでしょう。

海外での通信用eSIMも、オンラインで手軽に購入・開通することができます。 海外でスマートフォンを使用する方法としては、国内キャリアの「海外データローミング」や現地の「プリペイドSIMカード」などもありますが、eSIMを使えばさらにスムーズな手続きが可能です。

海外用eSIMは、空港でSIMカードを探したり、差し替えたりする必要がありません。渡航先に着いた瞬間からインターネットに接続でき、たとえば、空港からホテルまでの移動に必要な地図アプリやタクシー配車アプリをすぐに利用できます。海外旅行や出張等の際、非常に便利に活用できるでしょう。

eSIMにはさまざまなメリットがある一方で、次のようなデメリットも存在します。

eSIMへの移行を検討している方は、契約前にこれらのポイントをしっかり確認しておきましょう。

eSIMを利用するためには、eSIMに対応した端末を用意しなければなりません。 近年発売されたスマートフォンの多くはeSIMに対応していますが、古い機種では利用できない場合もあり、注意が必要です。

たとえばiPhoneの場合、「iPhone XR」以降の機種はすべてeSIMに対応しています。 Android ™ スマートフォンはメーカーやシリーズごとに対応状況が大きく異なるため、事前に各通信キャリアの動作確認済み端末リストを確認しておきましょう。

また、通信キャリア側のeSIM対応も進んでいるものの、すべてのキャリアやプランで確実に利用できるわけではありません。希望するキャリアやプランがeSIMに対応しているかどうかについても、事前に確認しておく必要があります。

例: mineo(マイネオ)の eSIM動作確認済み端末はこちら

eSIMは端末に内蔵されているため、機種変更や端末が故障した際には、新しい端末でeSIMプロファイルを再度ダウンロードする必要がある点もデメリットです。

SIMカードであれば物理的に別の端末に差し替えるだけで済みますが、eSIMの場合は通信キャリアにプロファイルを再発行してもらい、あらためて設定を行う必要があります。 この手続きには時間がかかることもあり、すぐスマートフォンを使い始めることができないリスクがある点に注意しましょう。

また、通信キャリアによっては再発行に手数料がかかることもあり、事前に確認しておくことをおすすめします。

eSIMの開通手続きでQRコードを読み取る方式を選択する場合、QRコードを表示させるための別端末(パソコンやタブレット、別のスマートフォンなど)が必要になることがある点にも注意しましょう。

通信キャリアによっては、別端末不要で専用アプリなどを使って簡単に設定できる場合もありますが、いずれの方法でもWi-Fi環境などのインターネット接続は必要になります。初めてeSIMを利用する方は、事前に開通手順を確認しておくと安心です。

eSIMの申し込みから利用開始まで、実際には次のような流れで手続きをするのが一般的です。

まずは、申し込みに必要なものを準備しましょう。

eSIM設定の最大の落とし穴は、「Wi-Fiがないと設定できない」点にあります。 必ず事前に、安定したWi-Fi環境を確保するようにしてください。

続いて通信キャリアの公式サイトにアクセスし、eSIMの申し込み手続きを進めます。

公的個人認証(JPKI)とはJapanese Public Key Infrastructureの略称で、マイナンバーカードのICチップに記録された電子証明書を利用して、お手持ちのスマートフォンを通じて本人確認を行う方法です。他人によるなりすましやデータの改ざんを防ぎ、安全かつ確実な本人確認をスムーズに行うことができます。

申し込み完了後、メールやアプリで開通用のQRコードまたはURLが届きます。 これを利用して、スマートフォンでの開通手続きを進めていきましょう。

QRコードが利用できない場合、手動設定コードやURL入力に対応している機種もあります。通信キャリアから案内される方法に従って設定を進めてください。

プロファイルのダウンロードが完了したら、続いてネットワーク設定を行いましょう。

デュアルSIM運用(eSIM+物理SIM)の場合は、どちらをデータ回線として使用するかを端末設定で指定します。音声通話とデータ通信で、異なる回線を使い分けることも可能です。

すべての設定が完了したら、最後に、実際に通信できるかどうかを以下の手順で確認してください。

接続できない場合、スマートフォンの再起動により改善することがあります。 それでもつながらないときは、設定内容を再確認するか、通信キャリアのサポートに問い合わせましょう。

eSIMは、「オンライン完結で最短即日開通できる利便性」「破損・紛失のリスクがない安心感」「複数回線を柔軟に使い分けられる自由度」など、従来のSIMカードにはない多くのメリットを持っています。

海外でもスムーズに利用でき、デュアルSIM運用で通信費を節約できるなど、使い方次第でスマートフォンライフをより快適にすることも可能です。 対応端末や対応キャリアは今後さらに増えていくことが予想されるため、乗り換えや新規契約の際には、ぜひeSIMを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

eSIMの仕組みを理解したうえで、そのメリットを最大限に活用し、より自由で快適なモバイルライフを実現しましょう。

例: mineo(マイネオ)の eSIMサービスはこちら

eSIMは、端末内蔵型のSIMです。物理的なカードの入れ替えが不要でオンラインで手続きが完結できることに加え、通信キャリアによっては最短即日に利用開始できることが最大の特徴です。

開通までの期間が短く、破損や紛失のリスクがない点です。 オンライン上で手続きが完結するため、SIMカードの郵送を待つ必要がなく、最短即日で利用可能です。また、端末に内蔵されているため、物理的なSIMカードのように抜き差しによる破損や紛失の心配がありません。

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