国内で32年ぶりの開催となるアジア競技大会が19日、県内を中心に開幕する。18日には名古屋市中心部で選手と交流できるファンゾーンがお披露目されたほか、主催するアジア・オリンピック評議会の幹部らも記者会見し、「選手のために最高の環境を作り出す」と自信を見せた。夜には関係者を集めた歓迎レセプションも開催。本番に向け、各国・地域からの選手や観客を迎える準備が整った。
名古屋・栄の久屋大通公園では、各国の選手や国内外からの観客が交流できるファンゾーン「ワンアジアワールド」が設けられる。メダリストが花道に登場し、間近で声援を送れる。
名古屋のランドマーク・テレビ塔の近くに全長50メートルの花道を設け、両脇に計800の観客席を設置。大会期間中、メダリストが競技翌日に登場して、間近で交流できる。入場無料。
18日は報道陣に公開され、フィギュアスケーターの小塚崇彦さんと元競泳選手の伊藤華英さんが花道を歩き初め。伊藤さんは「競技会場に行かなくてもアジア大会を感じられる魅力がある。多くの人に来てもらえれば」と呼びかけた。
また、競技のスケール感を知ってもらおうと棒高跳びのバーやハードルなどが展示されるほか、名古屋港ガーデンふ頭に設置されたコンテナ型の移動式宿泊施設も体験できる。アジア各地の料理も販売され、各国の文化を体験できる。
2024年のパリ五輪では、エッフェル塔前に「チャンピオンズパーク」と呼ばれるエリアが設けられ、メダリストが来場。無料開放されて連日多くの人が訪れ、大会を盛り上げた。