高知支局で働き始めて3か月あまりがたった。「運動不足に外食続きで、最近、おなかが出始めた」。そんな話を会社ですると、先輩から「高知龍馬マラソンに出てみたら」と勧められた。マラソン経験はなく、一抹の不安は感じたものの、制限時間は7時間と長く、早歩きでも完走できるという。それなら大丈夫か。軽い気持ちから、龍馬マラソンへの挑戦が始まった。
5歳から18歳まで、14年間ソフトテニスに取り組んだ。小学4年から、ほぼ毎日練習に励み、試合終盤でも足が止まらないよう、走り込みにも力を入れてきたが、テニスは瞬発力が重要で短距離のダッシュが中心。1時間近く走らされ続けたこともあったが、距離にしてどれだけ走ったのかはよく分からない。高校3年で部活を引退してからは、ほぼ運動していないが、体力はあるほうだと思う。
今月中旬、早速エントリーを済ませたが、練習用のシューズを持っていない。少し調べただけでも様々な種類があり、一体、どんな基準で選べばいいのか分からなかった。
前回大会の優勝者でプロランニングコーチの山崎竹丸さん(37)にフルマラソン向けのシューズ選びのコツを尋ねたところ、「初めて走るような人は体ができていないため、体を守れるようにクッション性が高いものを選ぶべきだ。適度に安定性があるかを試し履きなどで確認して自然になじむものを選んでほしい」とのことだった。
価格の目安は定価で1万5000円程度がお勧めで、それより安いとクッションの質が悪かったり、逆に高い場合は反発性を高めるためにカーボンプレートが使われるなど体への負担が大きかったりする場合があるという。
早速、高知市の複合商業施設内のスポーツ用品店に足を運んだ。店員と相談し、クッション性のあるものを5点選び、試し履きをし、最もしっくりきたシューズを買った。
本番まで、あと5か月。準備期間が十分なのかどうかもよく分からない。ただ、せっかく走るからには、沿道からの歓声を感じたり、雄大な自然を満喫したり、少しでも本番を楽しめる余裕が持てるよう、できる限りの準備をして臨みたい。
高知支局の新人記者前田真翔(23)が来年2月の高知龍馬マラソンに出場するまでの奮闘ぶりをお伝えします。不定期で掲載します。