観光列車 長年出迎え 佐伯・重岡駅 多田さんにJR感謝状

観光列車 長年出迎え 佐伯・重岡駅 多田さんにJR感謝状

佐伯市宇目のJR日豊線・重岡駅で長年、観光列車の出迎えなどに携わってきたとして、JR九州は24日、同地域の建築業、多田正信さん(58)に感謝状を贈った。

同駅は、市中心部のJR佐伯駅から電車で約30分の山間部にある無人駅で、乗降者数は1日10人前後。2020年10月、曜日ごとに異なる五つの走行ルートで九州全域を巡る同社の観光列車「36ぷらす3」の運行が始まると、土曜日ルート(宮崎―大分)の停車駅に。列車は毎週土曜に約20分間停車し、地域住民らによる特産品の販売や記念撮影など、乗客との温かいふれあいが交わされている。

多田さんは、市観光協会(現・一般財団法人観光まちづくり佐伯)の宇目地域の支部長として、最初の「おもてなし」に参加したことをきっかけに、約6年にわたり、ほぼ毎週見送りを続けてきた。リピーターの中には多田さんに会い、話すことを楽しみにする乗客も少なくないという。

贈呈式では、吉浦栄樹・大分支社長が感謝状を手渡し、「今後もぜひ一緒に地域を盛り上げていただきたい」とお礼を述べた。

多田さんは「過疎化などが進む宇目地域に観光列車を停車させ、お客様を連れてきてくれることに本当に感謝している。私もできる限り努力したい」と決意を語った。

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