さわやか酸味ヤマブドウ 蒜山でワインの仕込み

さわやか酸味ヤマブドウ 蒜山でワインの仕込み

真庭市の蒜山高原にある「ひるぜんワイナリー」で、西日本で唯一というヤマブドウを原料にした「ひるぜんワイン」の仕込みが本格化している。従業員らが直径1センチほどのヤマブドウを専用の機械に投入して軸を取った後、実をつぶして貯蔵タンクに入れるなどの作業に追われている。

ヤマブドウは4・5ヘクタールで栽培。予想収量は鳥害もあって例年よりやや少ない8トンだが、作柄はまずまずという。5トンで「赤」、3トンで「ロゼ」を仕込む。いずれも酵母を加えて約1か月、発酵させた後、ロゼは来年春、赤はたる詰めして熟成させた後、再来年春から販売する。

ひるぜんワインは鉄分やポリフェノールを多く含み、さわやかな酸味が特徴。今年は計5000リットル(720ミリ・リットル瓶7000本)を醸造する予定で、ワイナリーを運営する農業法人「ひるぜんワイン」の本守一生社長(52)は「毎年新しい試みを取り入れながら、前年のワインを超えるように努力している。楽しみにしてほしい」と話していた。

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