下関大丸写真で振り返る 開店時ポスターや駅前変遷も 来月2日まで

下関大丸写真で振り返る 開店時ポスターや駅前変遷も 来月2日まで

下関市のJR下関駅に隣接する大丸下関店の歩みを振り返る展示会が、10月2日まで同店2階で開かれている。来年8月末の閉店に向けた取り組みの一環として同店が企画。1950年の開店以来の変遷をとらえた写真パネルなどが展示されており、買い物客らが昔の姿を懐かしんでいる。

同店は同市大和町にあった貿易ビルで下関大丸として開店し、59年に同駅西口前に新築移転。77年に現在地の大型商業施設・シーモール下関に出店した。2020年の大丸松坂屋百貨店への吸収合併に伴い、現在の名称になった。

展示会では同年2月まで使用された「下関大丸」の銘板のほか、01年刊行の「下関大丸五十年史」から厳選したモノクロやカラーの写真47枚のパネルが並ぶ。

写真では、▽開店第1号のポスター(1950年)▽下関大丸前を電車が走る風景(54年)▽「大食堂」の様子(56年)▽下関大丸の空撮(71年)▽開業したシーモール下関の空撮(77年)▽待ち合わせ場所として有名だった時計台のある休憩所(同)▽初売りでにぎわう玄関前(84年)――などを見ることができる。

一枚一枚に見入っていた下関市観音崎町の中村浩之さん(69)は、下関大丸の近くに実家と父の勤務先があったといい、「家族でおいしいものを食べる時は大丸に行った。屋上の遊園地なども懐かしい。閉店によって一つの時代が終わる感じがする」と話していた。

大丸下関店は「店の歴史だけでなく、地域とのつながりや駅前の変遷を振り返り、記憶していただける機会になれば」としている。

10月以降、展示内容を拡充した第2弾の開催を予定しているという。

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