東京アクアティクスセンター(東京都)で25日、愛知・名古屋アジア競技大会(読売新聞社協賛)の競泳女子400メートルメドレーリレーの予選と決勝が行われ、日本代表が銀メダルに輝いた。平泳ぎのメンバーとして出場した山梨学院大卒で競泳日本代表の鈴木聡美選手(35)(ミキハウス)は、盤石の泳ぎでチームに貢献し、今大会3個目となるメダルを手にした。(次井航介)
午前の予選で、日本代表は第1組に出場。第2泳者の鈴木選手はトップでバトンを受けると、首位をキープしたまま第3泳者に引き継ぎ、チームも全体2位で決勝進出を決めた。
午後の決勝では、日本代表は4人が手をつないで入場。予選と同じく第2泳者を務めた鈴木選手は2番でバトンを受け継ぐと、トップとの差を縮めて第3泳者にバトンを渡した。
チームは最後までトップの背中を捉えることはできなかったが、予選よりもタイムを3秒以上速めて3分57秒64でゴール。見事に銀メダルを獲得した。
この日で同大会の競泳の全日程は終了。鈴木選手は個人と団体合わせて3個のメダルを獲得した。レース後、鈴木選手は「(リレーでは)個人の悔しさをぶつけて泳いだ。日を追うごとに疲労もあったが最後は底力で頑張れました」と笑顔で自身の泳ぎを振り返った。
山梨学院大の先輩にあたり、アジア大会でもメダル獲得経験のあるシドニー五輪競泳日本代表の萩原智子さん(46)は、読売新聞の取材にコメントを寄せ、「特に50メートル平泳ぎで日本女子として初めて29秒台に入るなど鈴木選手にとって『まだまだ進化できる』ということを証明した大会だったと思う」と後輩の活躍を評価。「年齢を重ねても変化を恐れず挑戦を楽しんでおり、今後、鈴木選手がどんな進化を見せていくのかとても楽しみ」としている。