男子フルーレ団体「金」…フェンシング

男子フルーレ団体「金」…フェンシング

男子フルーレ団体で日本が金メダルを獲得した。同種目は9大会連続のメダルで、金は2014年 仁川 大会以来。女子エペ団体の日本は準々決勝で韓国に敗れた。

準決勝の相手は前回大会と同じ中国だった。その時の日本は44―45で敗れた。この日は松山恭助(JTB)が第8試合を終えた時点で38―40。勝負の最終第9試合は、負けた一戦にも出ていた22歳の飯村一輝(NTT)に託された。

40―43まで追い込まれてから今大会の個人戦王者が底力を見せる。鋭い突きで土壇場からの5連続得点で逆転。「次の1点だけに集中した」

決勝でも東京、パリ五輪個人連覇の張家朗を擁する香港を45―36で破った。

団体戦のみに出場した前回大会、飯村は19歳だった。当時は3番手で、流れを変えられなかった。あれから3年。パリ五輪で団体金に貢献し、今夏の世界選手権で初のメダルとエースに成長した。

「鏡の自分と戦っているよう」と、1メートル70の自分と似た体格のアジア選手が得意ではなかった。「パリ五輪が終わってから勝ちきる力を目標に練習してきた」。今大会の2冠で苦手意識も 払拭 した。

「男子フルーレ、すごく(メンバーの)仲がいいんですよね。それが日本の団体力につながっていて、逆転した準決勝も誰も諦めていなかった」。4人でつかんだ12年ぶりの金メダル。その中心に飯村がいた。

Recommended articles