光回線は全国に数百社もあると言われており、詳しくない人はこのように考えてしまうこともあるでしょう。
「光回線ならどこも同じようなものでしょ?」 「月額料金も似たり寄ったりじゃないの?」
しかし、各光回線間において差が小さいのは速度などの性能だけであり、 月額料金には大きな差がある のです。
実際、割高な光回線と割安な光回線では最大で 約2,000円/月 、 年間で約48,000円もの差 になります。
そこで今回は、回線オタクでありファイナンシャルプランナーでもある筆者が、本当にお得な光回線をランキング形式で紹介する記事です。
徹底的に「お得」にこだわったランキング を作成したので、光回線の導入を検討している人や家計を見直したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
小学5年生でガラケーを与えられて以来、最新端末や各社料金プランへの関心が尽きないケータイオタク。多数のメディアにおいて通信系の記事を担当。「ネット回線はコスパがすべて」をモットーとするファイナンシャルプランナー有資格者。
数ある光回線から10社をピックアップして、まずは基本的な情報を以下の比較表にまとめました。
以降では各光回線の特徴やおすすめポイントを紹介しているので、自分に合った光回線を見つけてみてください。
「GMO光アクセス」は、基本料金が割安で乗り換えに適したキャンペーンが魅力的な光回線です。
2024年12月現在は最大90,000円のキャッシュバックキャンペーンが行われており、内訳は以下のとおりです。
2は他社回線からの乗り換え時に対象となる特典で、他社の違約金等を65,000円まで負担してくれます。
「違約金等」には以下のようなものが含まれており、解約時にかかるあらゆる費用を相殺できるといえるでしょう。
高額な違約金のせいで乗り換えを躊躇している人は、「GMO光アクセス」を検討してみてはいかがでしょうか。
一般的にキャッシュバックが高額な光回線は基本料金が高く、長期間の契約には不向きな傾向にあります。 その点「GMO光アクセス」は割安な基本料金と高額なキャッシュバックが両立しているため、長く使えるお得な光回線です。
「andline光SE」は高額なキャッシュバック等はないものの、業界最安級の基本料金が魅力的な光回線です。
一般的に戸建プランで5千円以下、マンションプランで4千円以下で割安と言われますが「andline光SE」はそれをさらに下回ります。
他社の高額なキャッシュバックは魅力的であるものの、受け取り時期や手続きの煩雑さは否定できません。
その点「andline光SE」はシンプルに基本料金が安いため、光回線に詳しくない人でも長くお得に利用できます。
難しいキャンペーン等を抜きにして、単純に基本料金が安い光回線を探している人は「andline光SE」を検討してみてはいかがでしょうか。
「andline光SE」の基本料金は、業界でも1位2位を争う割安さです。 それでいてネット上の口コミも上々であることから、迷ったら「andline光SE」を選んで後悔はないでしょう。
「excite MEC光」は、業界では珍しい工事費一括0円キャンペーンが魅力的な光回線です。
多くの光回線では、毎月の利用料金から分割工事費と同額の割引きを行うことで「工事費実質無料」を実現しています。
たとえば工事費を36回払いで契約した場合、工事費が36ヶ月間割引きされ、工事費を手出しすることなく36ヶ月後には残債が0になるのです。
しかし支払い期間中に解約した場合は、解約時点での「残債を一括精算しなければならない」というデメリットがあります。
その点「excite MEC光」の工事費は「実質無料」ではなく「一括0円」なので、いつ解約しても工事費の支払いがありません。
基本料金は比較的割安であり、また契約期間や違約金もないので、どのくらい契約するか不透明な人にもおすすめの光回線です。
全国に数百社あるといわれる光回線のなかでも「工事費一括0円」で提供しているのは「excite MEC光」を含めてほんの数社だけです。 基本料金も安いため、短期・長期の両方のユーザーにおすすめできる有料な光回線ですよ。
「BB.excite光 Fit」は通信量に応じて基本料金が変動する段階料金制プランで、通信量が少ない人ほどお得に利用できます。
具体的には以下のような区切りで変動し、月間通信量200GB未満の基本料金は筆者の知る限りでは業界最安です。
一般的に光回線は、使わなかったからといって安くなることはないので本プランの存在は貴重です。
1〜2人暮らし世帯や普段の通信量が少ない家庭は、「BB.excite光 Fit」を検討してみてはいかがでしょうか。
お得なボーダーライン月間200GBは、動画の視聴に換算すると約400時間です。 1日あたり約13時間なので、これを目安に「BB.excite光 Fit」を契約するか考えるとよいでしょう。
「おてがる光」は、業界最安級の基本料金と工事費実質無料が魅力的な光回線です。
高額なキャッシュバック等のキャンペーンはないものの、シンプルに低料金な本プランは光回線に詳しくない人にもおすすめできます。
また12ヵ月間は毎月550円引きが適用されるため、戸建てで4,158円〜、マンションで3,058円〜とさらに低料金で利用できるのです。
工事費実質無料については他社でも実施されていますが、「おてがる光」の工事費分割回数は12ヶ月。
つまり、1年間使い続ければ工事費を支払う必要がないということです。
多くの光回線は24回払いもしくは36回払いなので、「実質的な縛り」といえる支払い期間が短いのはメリットです。
割安な光回線を探している人はもちろん、長期で契約するか不透明な人も「おてがる光」を検討してみてください。
新規工事費の「実質無料」は実質的な縛りなので、支払いは短いほうが契約者にとって有利です。 その点「おてがる光」の12回払いは、業界全体で比較しても短く良心的だといえます。
「IIJmioひかり」は格安SIMシェアNo.1の「IIJmio」を運営する株式会社インターネットイニシアティブが提供してる光回線です。
基本料金はプラン単体でみると決して安くありませんが、格安SIM「IIJmio」とのセット割で毎月660円と大きく割引きされます。
セット割ありきにはなりますが「IIJmio」自体が格安SIMとしてかなり優秀なので、これを機に格安SIMに乗り換えるのも選択肢のひとつでしょう。
光回線とスマホの両方で通信費を節約したい人は、セット割がお得な「IIJmioひかり」を検討してみてはいかがでしょうか。
セット割は「IIJmio」のSIMの種類に関係なく適用されます。 データeSIMなど低料金のSIMでも構わないので、一度公式サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。
「ビッグローブ光」は、複数のスマホセット割が嬉しい業界全体でみても珍しい光回線です。
一般的にセット割の対象となるスマホは1社もしくは多くても2社ですが、「ビッグローブ光」は以下の3社が対象となっています。
おすすめする人としては、auやUQモバイルのセット割を受けるために「auひかり」を契約している人です。
「auひかり」と「BIGLOBE光」は以下のように料金差があるため、「BIGLOBE光」に乗り換えることで通信費を節約できる可能性があります。
「auひかり」の月額料金を高いと感じている人は、「BIGLOBE光」への乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
独自回線を使用した「auひかり」には通信速度が速いというメリットがありますが、「お得」という観点では「BIGLOBE光」が優れています。 たとえば戸建プランで比較した場合、ひと月で682円、年間で8,142円もの差になるため、乗り換えを検討する価値は十分にあるでしょう。
「楽天ひかり」は、楽天経済圏を活用している人におすすめの光回線です。
「楽天ひかり」の基本料金は本ランキングのなかでは見劣りしてしまうものの、業界全体でみると比較的割安だといえます。
また契約中のSPU(楽天市場の買い物におけるポイント付与率)が+1倍になるのは、楽天経済圏を活用している人にとって嬉しいポイントではないでしょうか。
ただし多くの光回線で行われている工事費に関する特典がないので、新規で光回線を導入する場合はおすすめできません。
フレッツ光や光コラボから「楽天ひかり」への乗り換えは工事費がかからないので、乗り換えによる契約を強くおすすめします。
フレッツ光や光コラボは全て「フレッツ光回線」を利用している仲間のような関係です。 両社間の乗り換えには工事が不要なので、「楽天ひかり」を契約したい場合は一度他社のキャンペーンを使って光回線の敷設工事を済ませるのがおすすめです。
「So-net 光 minico」は、業界最安水準の基本料金が魅力的なライトユーザー向けの光回線です。
「So-net 光 minico」は基本料金が非常に安く、特に戸建プランは段階料金制プランである「BB.excite光 Fit」を除くと業界最安です。
ただし混雑時(19:00〜24:00)の通信速度に不安があるため、以下のようなユーザーにおすすめと公式サイトで明言されています。
実際に利用したユーザーの口コミを見ても混雑時は通信速度の低下が顕著なため、自分の使い方に合っているか吟味しましょう。
前述のようなライトユーザーにとっては非常にお得な光回線なので、気になる人は公式サイトをチェックしてみてください。
混雑時の通信速度に不安はあるものの、業界最安級の基本料金は魅力的です。 「So-net 光 minico」には工事費残債分が免除になる「2ヶ月のお試し期間」が用意されているため、実際に契約して体験してみるのもよいでしょう。
SONYグループが提供する「NURO光」は、独自回線ならではの高速通信が魅力的な光回線です。
世界最速を謳う「NURO光」は実測値ベースで業界最速水準であり、何より比較的安い基本料金で利用できるのがメリットだといえます。
また「契約者全員に43,000円のキャッシュバック」や「初年度の月額料金980円」などの特典があり、お得感も大きい光回線です。
提供エリアが限られているのがデメリットですが、業界最速水準の光回線を体験してみたい人はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
実測値200Mbpsで十分高速だといわれる光回線ですが、「NURO光」はなんと500Mbps後半を記録します。 家族の人数が多い家庭においても、速度の遅延を感じず快適に利用することができるでしょう。
今回は数ある光回線のなかから、筆者が自信を持っておすすめするお得な10社をご紹介しました。
光回線は契約する会社次第で最大2,000円程度も月額料金が異なるため、決して安易に選択するべきではありません。
「お得な光回線を契約したいけど選択肢が多すぎてよくわからない」という人は、ぜひ本ランキングを参考にしてみてはいかがでしょうか。