レスリング女子の五輪金メダリストで元松阪市職員の土性沙羅さん(31)が25日、ほぼ2年ぶりに市内の小学校で出前授業を行った。母校・第四小の児童約450人を前に「(何事も)うまくやろうとしなくていい。周囲の人の話を素直に聞き、目の前のことを長く続けてみて」と体験談を基に話しかけた。
最後にレスリングの体験コーナーも用意。マットにはいつくばる土性さんを背中から抱えて、ローリングで返した山口蒼太君(6年)は「象を持ち上げる感じ。重かった」と興奮した様子だった。
土性さんは現在、1歳の長女を育てながら愛知県大府市の至学館大でコーチを務めている。授業後に松阪市の竹上真人市長と懇談し、「2028年の米ロサンゼルス五輪、32年の豪ブリスベン五輪に代表を送り出したい」と現在の夢を報告した。